絵を描くって楽しいな!(私にとって絵を描くこととは)

2019.01.23(14:22) カテゴリ:Essay

今年は展覧会が多く予定されていて、仕事の合間をみて展覧会用の作品制作に励んでいます。

今現在、私はいくつかのスタイルの絵を同時に制作していて、制作意図によって描き分けています。

その多くがパソコンによる制作に移行していますが、「K市の風景」シリーズは従来通り手描きで制作しています。

作業部屋がとても狭いので、あまり大きなサイズの絵は描けませんが、それでも出来得る範囲で少しずつ大きなサイズにもチャレンジしています。

イラストレーションの仕事では大きなサイズで描く必要はないのですが、大きなサイズならではの爽快感があることを最近感じています。

絵を描くのは楽しいのですが、描いている最中は何故か腹を立てながら描くことが多いのです。過去において傷ついた経験や理不尽な出来事など、忘れたくても忘れられない記憶が甦ってきて、プンプン腹を立てながら描くのです。

ただ、絵を描く面白さは、プンプンと腹を立てる怒りの感情が、徐々に筆先を通じて放出されて、次第に穏やかな気持ちに変化していき、描き終わる頃には気持ちが明るく、気持ち良くなれることです。

絵を描くって本当に不思議。

絵で社会的評価を受けることや、収入を得ることも勿論大事なことですが、それ以上に「自分を支える」ために絵を描いてきたつもりですし、そこが何より自分にとって大切なことだと思っています。

これから生きていく中で辛いこともたくさん起こると思いますし、過去の記憶に苦しむことも続くのだろうけど、絵を描くことで楽しく乗り越えていけたらと思っています。