心の重荷

2019.03.22(19:38) カテゴリ:Essay

私が精神科を受診するようになったのは、高校時代でした。

私の通っていた高校は、同じ学年内で勉強のできる生徒と普通の生徒をクラスで分けるシステムを採用していて、私はそのシステムに強烈な違和感を感じてました。

また、私は美大進学を希望していましたが、国立はハードルが非常に高く、何年も浪人するのが当たり前、私立は学費が高すぎてどちらにしても進学が難しかったのです。

つまり「分ける教育」と「学ぶのにお金がかかりすぎる」ことが、高校生の私に重くのしかかっていたのです。

昨年、スウェーデンの教育を紹介した『みんなの教育』を刊行しましたが、スウェーデンは「分けない教育」「学ぶのにお金がかからない」加えて「いつでも学び直しができる(=やり直しができる人生)」と知リました。

私が閉鎖病棟入院中に、センター試験直前に入院してきた受験生がいました。赤本を何冊も持ち込んでの入院です。

もっと楽に、もっと楽しく、自分が学びたいことを学べる教育システムなら、心を壊す子ども達も少なくなるのではないでしょうか。

『みんなの教育』 https://mitsui-publishing.com/product/minna