高校の同窓会

2020.03.24(5:22) カテゴリ:Essay

昨年11月から12月にかけて、山梨県甲府市にある桔梗屋甲府本館メセナギャラリーで展覧会をしましたが、山梨滞在中に開かれた高校の同窓会に参加しました。

私にとって高校3年間は、非常につらく長かった3年間でした。高校1年の1学期で「この高校、もう辞めたい」と思っていたし、高校1年の3学期から次第に体調が悪くなって休む日が多くなっていきました。

高校2年の時に、転校したくて県内の通信制の高校に電話をかけたのですが「こういうことは学校間で決めることだから、個人的な相談は受け付けません」と断られ、大学進学の希望があったので高校卒業のために我慢に我慢を重ねてなんとか通学しました。

高校は卒業できたものの浪人中に入院してしまい、結局大学進学は断念せざるを得なかったし、我慢に我慢を重ねた高校3年間のおかげで、自分が責められているという「妄想」がすっかり身についてしまい、その思考回路に今でも苦しんでいます。だから今でも、高校時代を恨めしく思うことがあるし、「あの時高校を辞めていたらどうだったかな」と思ってしまうこともあります。

でも、高校を卒業して25年ほどが経ち、紆余曲折がありながらも絵を描き、本を作るなど好きなことができているし、妻のおかげで「物事の捉え方のクセ」に気づけたことや、安積遊歩さんのピアカウンセリングのおかげで「原因が自分(ばかり)にあるわけではない」といった自信を得ることもできて、つらかった過去を今までとは違う視点で見ることができるようになってきました。

ついつい今の苦しみの原因を高校時代に投影させてしまう私ですが、少し冷静に考えてみれば親切にしてくれた同級生もいたし、不登校気味の私をなんとか卒業できるように尽力くださった先生もいました。自分の主観だけでなく、「自分と同級生」や「自分と先生(や学校)」の関係性を、引いた視点で今一度確認したいと思うようになってきて、同窓会に参加することを決めました。

同窓会はクラスメイト10人と担任だった先生が集まり、少し緊張したけれど楽しい時間となりました。私の目的であった「自分と同級生」や「自分と先生(や学校)」の関係性も確認できたように思います。

高校卒業後、25年ぶりに会うクラスメイトもそれぞれ頑張っている様子を聞くことができたし、先生も元気そうでなによりでした。

自分にとって大きなつまずきだった高校時代でしたが、25年の年月を経て、ようやく自分の中で落ち着いて捉えられる段階まで来れたかな、と思っています。

思い切って同窓会に参加してよかったです。また機会があれば、クラスメイトや先生にも会いたいな、と思っています。