デッサン教室

2020.10.25(8:00) カテゴリ:Essay

デッサン教室に通うことにしました。

以前より、基礎的な訓練としてデッサンの時間を今の生活の中に取り入れたい、と思っていましたが、家事・育児や仕事のためになかなか時間が確保できずにいて、「勉強したい」という希望はあるものの実行することができずにいました。でも、娘もだいぶ手がかからなくなってきて、若干自由な時間がもてるようになったので、思い切って通うことにしました。

久しぶりのデッサンでしたが、とても楽しく描けて、あっという間に終了の時間となりました。

芸大受験のために、高校時代からデッサンなど基礎的な訓練はしてきましたが、浪人中に精神を病んでしまって入院。退院後も回復に時間がかかったことや、経済的にも余裕がなかったので受験は断念せざるを得ず、結果として基礎的な訓練が十分にできずに今に至る私です。

退院後はアルバイトをしながらセツ・モードセミナーで学び、安西水丸さんのイラストレーション教室でも学べたので、結果的に私にとって必要な良い学びを得てきたのですが、自分自身が納得がいくまで基礎的な訓練ができなかった「心残り」が私の中に燻っているのも事実で、「気持ちの整理」の意味でも学び直したい気持ちがありました。

写真家のブレッソンは晩年絵を描いていたそうで、デッサンは「瞑想」と言っていたと記憶しています。確かにモチーフを観察して無心に鉛筆を動かしていると「瞑想なのかも」と、思います。

絵を描く意味での基礎的な体力を育むのもデッサンと思っていますので、焦らず気長に楽しみながら学んでいけたらと思っています。