アナザーディメンション

2020.11.29(11:00) カテゴリ:Essay

私はいつも筆入れを持ち歩いています。

筆入れの中には、鉛筆が十数本、青や赤のボールペンやサインペン、それに消しゴムなどが入っています。

時々鉛筆をまとめて削るのですが、机に広げた十数本の鉛筆に中に一本だけ銀色のホルダーのついた鉛筆がありました。短くなって使いづらい鉛筆も、ホルダーを装着することで最後まで使い切れるのです。

コリコリコリコリ、と順番に机に広げた鉛筆を削ったのですが、削り終わってみると、つい先ほどまであった銀色のホルダーのついた鉛筆がどこにも見当たりません。机の上にも下にも、辺りを探してみてもどこにもないのです。

「???」

数日後、デッサン教室に行き、デッサン用の鉛筆入れを開いてみると、そこに銀色のホルダーのついた鉛筆が入っていました。

普通に考えれば、私がデッサン用の鉛筆入れに入れたのだろうけど、その記憶が全くなく、それはそれでヤバイと思うのですが、アナザーディメンションと思ってしまう私も結構おかしい、と我ながら思ってしまいます。