読書っていいな!(『新約聖書訳と註 1 マルコ福音書 / マタイ福音書』)

2020.12.07(19:00) カテゴリ:Essay

以前から欲しかった田川建三さんの『新約聖書 訳と註 1 マルコ福音書 / マタイ福音書』をようやく買うことが出来ました。嬉しい。

田川建三さんのご著書は『書物としての新約聖書』しか読んでいませんが、新約聖書学者の知識の深さと広さ、そして誇りと誠実さをこの本から感じました。舌鋒は鋭いのですがユーモアもあって、難解な内容も楽しく読み進められる筆力をお持ちの方です。

90年代中頃に書かれた『書物としての新約聖書』で、新約聖書の個人訳への意欲が綴られていて非常に楽しみにしていたのですが、念願叶って手に入れることが出来て喜んでいます。

購入したばかりなので感想は書けませんが『書物としての新約聖書』を読んでみて、私はマルコ福音書に対してとても興味が湧きました。

イエス・キリストの最後の晩餐の高間を提供した人物(?)、使徒行録に書かれたパウロの伝道旅行に同行しその後別れた人物(?)、ギリシャ語が上手でないのにギリシャ語で福音書を書いた人物(?)、など、興味の尽きないマルコ。

4福音書の中でも書かれたのが一番古いのではないか? とも言われるマルコ福音書を田川建三さんはどのように訳し、註をつけているのか、今から読むのが楽しみです。

なかなか読書に時間が取れなくなってしまい、読み終えるのに相当時間がかかりそうですが、今まで読んでいたフランシスコ会訳の新約聖書とも比較しながら、ゆっくりと楽しく読み進めていきたいです。