絵の学び方

2021.03.09(9:00) カテゴリ:Essay

絵を描き始めて20年以上が経ちますが、未だ試行錯誤で絵を描く難しさを日々感じています。

とは言え、20年前に比べたら、少しづつではありますが自分のイメージを素直に描けるようになってきて、ほんのちょっとの前進でも実感できると、次の制作に向けての弾みがつきます。

自分なりの絵を描くには、どのような学び方を得たら良いのか、と、絵を描くことの行き詰まりを感じた20代後半に考えました。

過去の偉大な画家やイラストレーターの作品から、模倣を通じて学ぶこともひとつの学び方ですし、私自身もベン・シャーンの影響を強く受けていた時期もあります。

ただ、模倣から絵を学ぶと、オリジナルの画家やイラストレーターの作風と近くなってしまい、本当の意味での自分自身の絵にならないと感じていました。

30代に入って少しづつMacでデザインのような仕事を私の創作領域に取り入れたのは、「デザインから絵を学ぶ」ことの実践です。

以前より、絵で描く「形」をより抽出した象徴的なものにしていく必要を感じていた私は、デザインの基礎的な要素を扱うことで、それを学び、絵にフィードバックしたいと計画しました。

まだまだ未熟な私なので偉そうなことは言えませんが、きっと絵はデザインからも学べますし、音楽からも学べると感じています。

絵を絵から学ぶばかりではなく、他の領域からも学ぶことで、より自分らしい絵に近づけるのでないかと思っています。