ジャイアント・サーカス

2021.05.17(9:00) カテゴリ:Essay

マイケル・ジャクソンが好きであることは、このブログでもたびたび書いてきましたが、音楽やパフォーマンスのみならず、表現者としての姿勢や理念みたいなものに共鳴していて、表現をする上で大いに参考になっています。

以前、記者会見に臨んだマイケル・ジャクソンは、ご自身のコンサートを「ジャイアント・サーカス」と言っていた(ように聞こえた)と記憶しています。「巨大な見せ物小屋」といった意味かな?と、私は理解しました。

絵を描いていると、自ずと芸術家という人たちと出会う機会が多くなるのですが、芸術畑の住人として芸術をされているように感じられる方もいるように感じることがあります。

理解が難しい前衛的な表現も芸術である一方、普通の生活者にとってはチンプンカンプンで「私は絵心がなくて理解できないから・・」と、絵を鑑賞することから後ずさりしてしまう方も多くいます。

マイケル・ジャクソンの「ジャイアント・サーカス」という言葉は、難しいことは抜きにして、観賞した方がワクワクドキドキして、思わず声を上げてしまうような驚きに満ちた、表現者と鑑賞者の相互のコミュニケーションこそが、マイケル・ジャクソンの「芸術」であることを示していると、私は感じています。

マイケル・ジャクソンには遠く足元にも及ばない私ですが、私の表現の向かう先や姿勢は、マイケル・ジャクソンと同じと思っていすし、なにより、表現者としてのこの世界との関わり方を、ハッキリと示してくださったのがマイケル・ジャクソンと思っています。