あと1ヶ月

2021.11.30(23:00) カテゴリ:Essay

あと1ヶ月で今年も終わってしまいます。

昨年に引き続き、今年も長引くコロナ禍で人との接触を出来るだけ控えていたし、夏場は7月中旬から1ヶ月間に渡った酷暑でぐったりしていたし、冬時期になったものの11月に入っても雪が全く降らないし、と、「なんだか変だ!」と思い続けた一年でした。

まだ1ヶ月あるので今年の総括はまだ早いのですが、ウイルスの蔓延、気候変動、政治の混乱など、気に病むことが多く、不安を感じながら生きているので、「ちょっとシンドイな」と、感じているのが素直な気持ちです。

これ以上悪いことが起きないように、また悪い方向に進んで行かないように、と願うばかりです。

もともと不安症気味なところもある私なので、今の状況を気にもせず元気に生きている方も多くいらっしゃるでしょうし、「なるようにしかならないからね」と、励まされることもありますが、やっぱり不安なのです。

心が重い一年ではありましたが、落ち着いて振り返ってみれば悪いことばかりではなかった、とも思っています。

「私の描いた絵が高額で売れた」とか「応募したコンクールで賞をいただいた」とか「宝くじが当った」など、飛び上がるような嬉しい出来事は全くありませんでしたが、「生まれて初めてみる大迫力の虹をみた」とか「真夏の厳しい暑さの中のアルバイト中に、お客様からスポーツドリンクをいただいた」とか「なんの手入れもされていない空き地に咲いている美しいチューリップ群をみて春の訪れを喜んだ」とか、お金や名誉とは関係ない「ささやかな出来事」が心を元気にしてくれたことを思い返しています。

これから先、この日本や地球がどうなっていくのか予想できませんが、現代社会を生きる我々人類が求めている「幸せ」を根本から問い直すことが大事でしょうし、我々に必要な「幸せ」はすでに与えられているのかもしれません。

現代社会を生きる我々の「生きる苦しみ」は、一体どこから来ているのだろうか?

生きることの過酷さをひしと感じて、不安に押し潰されそうにもなりますが、自分自身に向き合い、問い続け、祈り続けることが大事と感じている私です。