親切
2022.01.27(19:00) カテゴリ:Essay「親切」は美徳と思いますが、受け取り側の環境や考え方によって、こちらの想いが伝わらないことがあります。
と同時に、自分の「親切」と思っての行為が、単に「親切の押し売り」になっていないかや、受け取り手側の自尊心を傷付けてはいないか、と自分自身をチェックする必要があります。
自己責任論が蔓延する社会では、「親切」を行う側も受け取る側も躊躇ってしまいがちですが、あまりに遠慮をしすぎると、貧相な人間関係になってしまいお互い孤立するばかりか、無関心がはびこった冷え切った社会になってしまいます。
なかなか「親切」を行うのも受け取るのも難しい時代ですが、私も含めて、素直に「親切」を行い、素直に「親切」を受け取れる社会になったらいいな、と思っています。