ギャラリートークと絵画教室を開催しました

2020.08.30(22:00) カテゴリ:News

只今開催中の旭川市の隣町・鷹栖町の鷹栖地区住民センター内の展示コーナーでの展覧会に伴って、8/30の午前中はギャラリートーク、午後は子どもたち対象の絵画教室を開きました。

ギャラリートークには15人ほどがお集まりくださって嬉しかったです。年齢層が高めだったので、若輩者の私はいささか緊張してしまいました。。

展示作品一つ一つに込めた想いや制作した動機などをお話しましたが、展示作品も多いですし、時間も限られているので、早口で急ぎ足になってしまったことを反省しております。。

それでも、終了した後にご参加いただいた方から「面白かった」「楽しかった」と感想をいただき、ホッと一安心しました。でも、今後は今回の反省をもとに、ご参加いただいた方にもっとわかりやすく、もっとやさしく丁寧にお話できるようにように努めたいと思います。

作者が作品解説をしてしまうと、鑑賞者の受け取り方を狭めてしまう恐れがあり、それは十分に承知していますが、動機や想いを語ることでより作品を理解していただき、楽しんでいただければ幸いと思っていますし、私の解説を聞いた上で、鑑賞者自身が別の受け取り方や感じ方をしていただいても全く問題ありません。絵画の鑑賞においては「自分自身の感じ方」を最優先していただきたいと思っています。制作者と鑑賞者の塩梅が難しくもありますが、「絵と言葉」が今の私の表現と思っています。

午後は絵画教室。定員15名にも関わらず20人以上の子どもたちが集まってくださって感無量。う、嬉しい。(泣)

久しぶりの子どもたち対象の絵画教室だったので、こちらも緊張してしまい、何を話しているかがわからなくなる一場面もありましたが、それ以上に子どもたちと一緒に絵が描ける私自身が楽しく、素晴らしい時間となりました。子どもたちに感謝です。ありがとう。

以前は定期的な絵画教室を開講していたのですが、「教える」ことに非常に悩んでしまって閉講してしまい、楽しみにしてくれていたその時の生徒さんたちには申し訳ない気持ちでいっぱいでいます。

その後、札幌に住むミツイパブリッシングの著者でもある安積遊歩さんのピア・カウンセリングに二年間通い、元気と自信を取り戻しつつある私。アート、イラストレーション、デザインの仕事や本作りもとても楽しいのですが、絵を描くことを通じて人々と向き合い、つながることも楽しいとようやく思えてきました。これからは子どもたちや、障がい者を対象とした絵画教室を始めたいと思っています。

大人も辛いけど、子どもたちもなかなか辛いのが現状だと思います。子どもたちが「のびのび」「楽しく」「自分の時間」として私の絵画教室を活用していただければ嬉しいし、絵を描くことで笑顔になって欲しいと思っています。また、絵を描くことを通じて、自分の人生を「主体的に生きる」ことを学んでくれたらいいな、とも思っています。

とにかく8/30は、普段ほとんど人に会わない生活の私がたくさんの人たちに会ったので、なんだか非常に興奮してしまったし、楽しかったけれどとても緊張してしまった1日でした。でも、こう言った1日があっても良いと思っています。

ご参加くださった皆様、本当にありがとうございました。

*私を助けてくれた恩人のピア・カウンセラーの安積遊歩さんのご著書はコチラ→

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