バッジ「FRIENDS!」
2021.11.23(7:00) カテゴリ:Shop以前描いた「FRIENDS!」のイラストレーションでバッジを作りました。
「ブラック ライブズ マター」の報道を受けて心を痛めた私ですが、私が尊敬するマイケル・ジャクソンは『Black or White』という曲で人種問題について歌っていて、高校時代に私はこの曲にインスパイアされて人種問題をテーマにしたポスターを作ったことがあります。
私の子供時代に比べて国際化したと思われる日本ですが、差別はまかり通っていますし、アメリカ黒人が辿って来た道は、あまりに過酷で凄惨だったことをドキュメンタリー映画を通じて学びました。
マイケル・ジャクソンは公民権運動の真っ只中にデビューして、主に白人向けのアイドルグループとして売り出されたと聞きます。マイケル・ジャクソンの胸中は複雑だったのではなかろうか、と推察しています。
『Black or White』のショートフィルムの後半部分は、黒豹から変化したマイケル・ジャクソンが暗い道をダンスしながら車や窓ガラスを壊して進んでいきます。
高校時代はよくわかっていなかったけれど、黒豹は黒人抵抗組織のブラックパンサー党の象徴だろうし、暗い道はアメリカ黒人が辿って来た道を表していると思います。車や窓ガラスを壊す行為は、やり場のないアメリカ黒人の怒りを表しているように、私は捉えました。
私の身の回りでは白人や黒人の知人はいないのですが、日本においてもあらゆる差別や偏見、対立は何処にもでもあり、「ブラック ライブズ マター」の悲しい現実を前にして、自分の中の差別意識についても考えさせられました。
今のアメリカの若者たちの中には人種差別の意識はだいぶ低くなった、と聞きますが、マイケル・ジャクソンが歌うように「黒人か白人かなんて関係ない」という世界が訪れることと、世界中の差別、偏見、対立が氷解して、みんなが仲良く暮らせる世界になったらいいな、と思っています。
一個330円(税込)です。
近日中にこのHPのSHOPページで購入できるようにしますので、よろしければ購入をご検討ください。