薬物問題の報道と『福音ソフトボール』

2017.12.06(14:59) カテゴリ:Essay

違法薬物の問題で、スポーツ選手や芸能人が逮捕されるニュースが頻繁に報道されます。

薬物依存症に苦しむ患者は、日本に約200万人以上とも推定され、WHOが認定する精神障害です。

確かに違法薬物の使用は犯罪ではありますが、これだけ多くの方が苦しんでいる問題であるのであれば、その後の回復支援に目が向けられればと思います。

私が書いた『福音ソフトボール 山梨ダルクの回復記』は、薬物依存症で苦しんだ人たちの「回復」をテーマにしています。

薬物依存症回復施設である山梨ダルク代表・佐々木広さんは本書の中でこういっています。「薬物依存症は病気であり、意志や根性でどうにかなるものではないのです。だから正しい治療を受けてほしい。もうがんばらなくていいんだよ」。

躓いても、その後も人生は続きます。その後の「回復の道のり」こそが重要ではないでしょうか。

『福音ソフトボール 山梨ダルクの回復期』について詳しくはコチラ→

福音ソフトボール 山梨ダルクの回復記