音楽っていいな!(『Gone Too Soon』)

2020.09.07(17:13) カテゴリ:Essay

高一の時に出会ったマイケルジャクソンの『デンジャラス』。もう30年近くも聴いています。もうそんな月日が経ったのか・・、としみじみ。

この『デンジャラス』には14曲収録されているのですが、その13番目の曲がこの「Gone Too Soon」です。

静かでやさしく、ちょっぴり寂しくもある美しいこの曲は、18才で薬害エイズでこの世を去ったライアン・ホワイトさんに捧げるために作られた曲だそうです。

この美しい曲を聴くたびに「生命の儚さ」について考えさせられます。

我々は何処からかやって来て、また何処かへと去ってしまう地上の旅人です。たとえ100才まで生きたとしても宇宙的な観点からみたら、ほんの瞬きほどの地上の生命にしか過ぎません。

確かに長生きはできるだけしたいと思います。でも、生命の長短よりも大切なことがあるようにも思います。

「与えられた生命をこの地上でどのように使って生きるのか」を、この曲を聴くたびにいつも考えさせられますし、同時に「生きているって素晴らしい」ということも感じさせてくれる曲でもあります。