天気の良い本日、冬タイヤを夏タイヤに交換しました。

私の愛車は20年以上も前の軽乗用車。実母が初めて購入した新車で、妻のお腹に赤ちゃんがやって来た時に「助産所や病院への移動に必要だから」と言って、実母が譲ってくれた車です。

山梨からはるか遠い旭川に連れてこられたこの車は、所々サビやヘコミがありますが、旭川市内を移動するのには何ら問題もなく、毎日私の移動手段として頑張ってもらっています。

ずっとペーパードライバーだった私が、妻の妊娠を機に一念発起して、田舎道で運転の練習を重ねたのもこの車で、運転免許はあるものの、おぼつかない運転に同乗して運転のコツを伝授してくれた実母。そして旭川に来てからタイヤ交換のやり方を丁寧に教えてくれたのは同居する義父で、自分を育んでくれる周囲の豊かな環境に感謝しかありません。

キリリと澄んだ空気の中、夏タイヤへの交換が済んで、晴れ晴れとした気分の私。

多くの愛情がこもった年季の入ったこの車を、できるだけ長く、大切に乗りたいと改めて思いました。