妻に誘われて「マトリックス レザレクションズ」を観てきました。

近所の映画館のモーニングショウで観たのですが、とても楽しく考えさせられる内容でした。

実のところ、私はマトリックスシリーズを観たことがなく、予備知識のないままに今回の「マトリックス レザレクションズ」を観たので、マトリックスの世界の理解が乏しく、充分に堪能できなかったように感じていましたが、観終わった後に妻の解説で「なるほど！」と思った次第です。

私たちが生きているこの世界に対する暗喩的なメッセージで作り込まれた作品で、我々が生きているこの世界に対して「目を覚まして」直視する視点の大切さを感じましたし、随所に「日本的」が散りばめられていて、日本人の私としてはそういった部分も楽しめました。

座り心地の良い座席、真っ暗な空間に映し出される大きなスクリーン、ポップコーンやセブンアップを食しながら観る映画は贅沢で、「やっぱり映画館っていいな〜」と思いました。

感動や興奮、歴史や知識、いろいろな価値観や物事を違った角度から視る視点など、映画から学ぶことはとても多くて、映画という芸術の素晴らしさを感じます。

学校でも「映画」という科目があっても良いのではないかと思ってしまいました。子どもたちの心を育み、感受性や想像力を養うにはうってつけですし、歴史を学ぶのに最適な方法と思うのです。そしてなにより子どもたちにとって楽しい時間になると思います。

いや〜、映画って本当に良いですね。