「13年目の3.11」に出品している「K市の風景121th」
2024.02.29(15:50) カテゴリ:Exhibitionこの作品は、只今、旭川市の児童書専門店・こども冨貴堂で開催中の「13年目の3.11」に出品している「K市の風景121th」です。
雪の降る中、子を抱く母親を描きました。
私のもとに新しい生命がやってきて、その生命と向き合う日々の中で、自然と描く主題が定まってきました。
この社会におけるあらゆる「営み」は、生命が存在するからこそ必要とされるはずで、生命を脅かす「営み」には矛盾を感じずにはいられません。
人間という存在は矛盾を孕む存在で、その人間によって成立するこの社会が矛盾に満ちているのものであるのは当然というべきかも知れませんが、そのような社会においても、まず第一に「生命を守る選択」がなされなければならない、と私は思っています。