3/17から24までの間、東京・銀座の月光荘画室１で開催していた個展が無事に終わりました。

初めての銀座での個展で不安もありましたが、多くのお客様にご覧いただき、大変満足のいく個展となりました。

来場者の30％以上が外国人観光客で、国際色の豊かな個展となったのも予想外の喜びでした。

東京での個展は約14年ぶりで、久しくお会いしていなかった友人・知人に会えたのも非常に良かったですし、今後の絵画表現の方向性が見えた感じがしていて、収穫の多い個展となりました。

SNSなどで作品を掲載して世界中の方々にご覧いただける現在ですが、改めて、手で描いた作品を、リアルな空間に展示して、作品を介して国内外のご来場いただいた方々と「生の交流」が出来ることの大切さをしみじみ痛感しました。

確かにお金はかかるし、ご来場者とのやり取りは緊張しますが、「手間」と「お金」と「時間」をかけただけの収穫はあると思っています。

心を込めた「生の作品」を、目の前に存在する「生の人間」にご覧いただく「当たり前」のことは、あらゆる制約から解放されようとする世界の動きから見ても「意味のあること」と感じました。

個展期間中の「非日常」は終わり、アルバイト2つを掛け持ちしながら、慌ただしく自宅の仕事もするという怒涛の「日常」に戻っていますが、またいづれ月光荘の画室で個展をしたいな、と思っています。

ご来場くださった方々にこの場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました。