にゃんこ、は、やさしい。

2024.06.05(20:27) カテゴリ:Essay

我が家は「いもに」という猫を飼っています。

生後3ヶ月でやってきた「いもに」も立派な成猫になりました。

臆病なのに好奇心が旺盛で、ちょっとズッコケタところがある「いもに」が、可愛くて可愛くて仕方がありません。

少し前から私にも甘えてくるようになって、仕事をしていると膝の上に乗ってきて、そのまま寝てしまうので、私はそこから動くことが出来ません。

以前の私なら「いもに」をどかして次の仕事に移ったのですが、最近、ふと「いもに」の気持ちを考えるようになりました。

「まるや(←私のこと)、ちょっと頑張りすぎだから、仕事の手を止めて、少しゆっくりしなよ」

こんな風に「いもに」は考えてくれていて、私の膝の上で寝るようになったのではないか、と勝手に思っています。

実際のところは分かりませんが、「いもに」も人間同様に考えているし、感じている、と思うことしばしばで、「いもに」なりの心遣いもあるものと思っています。

膝の上で丸くなって寝息を立てる「いもに」は愛らしく、じんわりと伝わる「いもに」の体温が、私を嬉しくさせてくれます。

いろいろと厳しい現実にため息をつくことが多いのですが、「いもに」のおかげで暫しやさしい時間を味わっています。

にゃんこ、は、やさしい。ですね。