道北リカバリーセミナーPolar Bears3周年記念フォーラム

2017.11.17(12:44) カテゴリ:Essay

11月16日に旭川保護観察所で開催された「道北リカバリーセミナーPolar Bears3周年記念フォーラム」に参加してきました。「道北リカバリーセミナーPolar Bears」は、薬物依存症に対応した専門機関や自助グループ、中間施設のない道北エリアに、旭川保護観察所の職員や旭川近郊の病院職員、保護司の皆様などによって立ち上げられた、全国的にみても先駆的な取り組みをしているリカバリーセミナーです。今回のフォーラムのテーマは「出会い」。第一部では、当事者の皆様から自身の半生や「Polar Bears」に参加しての心温まる感想などが発表されました。続いての第二部では、薬物依存症の元葉山町町議の細川慎一さんの講演がありました。細川さんの講演を聞いて、前段階において薬物使用に対するハードルを下げる出会いがあったにせよ、世間一般で美徳とされる「真面目さ、勤勉さ」が薬物依存症に陥る原因にもなるということがわかりました。自著『福音ソフトボール 山梨ダルクの回復記』の中でも、山梨ダルクのデイケア施設長のコバさんが、過去を振り返って「普段だったら60か70%しか仕事ができないのが、クスリを打つと100、いや120%できるんです。」とお話されていたことを思い出しました。また細川さんは「依存症は心の病であるという認識がもっと広まって欲しい。」ともお話されていました。この想いは、私が『福音ソフトボール 山梨ダルクの回復記』を刊行した想いと一致します。このフォーラムは、当事者の皆様と支援者さんの関係性を反映した、終始和やかなよい雰囲気のなか終了し、参加した私の心の中に優しく温かなものをいただくことができました。