加藤訓子『バッハを弾く』マリンバコンサート

2018.12.09(7:33) カテゴリ:Essay

11/28にカトリック旭川5条教会聖堂で開催された「「加藤訓子『バッハを弾く』」を聴きに行ってきました。

躍動感溢れる素敵なポスターに興味をそそられたのですが、そもそも「マリンバってどんな楽器?」という疑問が聴きに行った動機です。

ポスターの写真では「大きな木琴」みたいな楽器であることはわかりますが、「どんな音色だろうか?」「どう演奏するのかな?」といろいろと気になって、娘とおじいちゃんおばあちゃんの4人で雪の中、カトリック5条教会に向かいました。

聖堂の前中央に設置されたマリンバを見て「で、でかい」というのが第一印象。開演時間がきて、髪を後ろに束ねた加藤訓子さんが、片手に2本ずつマリンバを打つ道具を持って演奏がスタートしました。

音色は何とも形容しがたい不思議な音で、打つ道具を変えるとまったく違う音になり、マリンバという楽器の不思議さを感じました。

はじめ私の膝の上で演奏を聴いていた娘が、いつしかスヤスヤ眠ってしまい、その姿を見ていて中学一年生の時、天野宣さんという和太鼓奏者が私の中学校に演奏しにきてくれたのですが、体育館いっぱいに響き渡る激しい音にも関わらず、先生生徒の多くがスヤスヤ眠ってしまったことを思い出しました。

演奏者には大変申し訳ないのですが、素晴らしい演奏というのは心地よく、眠りに誘うものなんだなぁ、と眠っている娘を見て思いました。

娘が生まれてからコンサートに行く時間的余裕が全くなかったので、今回のマリンバコンサートは久しぶりにゆっくり音楽に耳を傾けるよい機会となりました。