てっちゃんの畑で農作業(とうきび・トマト・スイカ・夕顔)

2020.09.09(21:48) カテゴリ:Essay

無農薬栽培の農家てっちゃんの畑で野菜を作っています。

今年は作付けしたばかりの時期に高温だったり雨が多かったり、また夏場は雨が少なくて作物の成育に影響が出ています。少雨はトマトには良いのですが、私のジャガイモは作付け直後の高温の影響からかあまり大きくならず、収穫量があまり期待できないかも知れません。

このところは時々草取りをする程度であまり農作業をすることはありませんが、そんな中、てっちゃんが作った枝豆やとうきび、トマトやスイカが収穫出来るまでに成長したので、たびたび畑に行って分けてもらってます。

今回は枝豆、とうきび、トマト、スイカ、それにおまけの夕顔を分けていただきました。

前回分けてもらったとうきびの甘いこと甘いこと。家族全員、頬張って美味しくいただいたので、今回も分けていただきました。枝豆やとうきびは収穫するとみるみる味が落ちるので、農家さんの畑から直接分けていただき、帰ってすぐに調理すると本当の美味しさがわかります。これは畑の広がる地方ならではの贅沢ですよね。

地這いのトマトも甘くて美味しいし、1シーズンに数玉しかとれないスイカも、スーパーで売っているスイカほどは甘くはないけれど、味のバランスがよく、スイカの「素の味」が楽しめるので毎年楽しみにしています。

今回は畑の隅っこに勝手になったという大きな夕顔もおまけとしていただき、早速冷製スープにしていただきました。

我々の世代は、「買う」という消費行動が当たり前ですが、無ければ「作る」という発想がもっと必要なのではないか、と農作業を通じて感じてます。我々の父親世代は戦後の物の無い時代に育ったので、「無い」のが当たり前で、「無いから作る」という感覚をもっているように感じます。必要な物なら買うべきですが、食べ物にしてもそれ以外にしても作ってみると意外に簡単で安く済むことも多いと思っています。

農作業を通じて「自分で作る」感覚を養っていきたいと思いました。