音楽っていいな!(『JAM』)

2020.09.30(18:00) カテゴリ:Essay

マイケル・ジャクソンがとても好きな私。高校一年生の時に出会って以来、毎日聴いています。

なかでも初めて買ったアルバム「DANGEROUS」は、大のお気に入りです。

この「DANGEROUS」の一曲目が『JAM』という曲で、私はこの曲のイントロを聴いた瞬間に、全身を貫くように何かが響き、すっごく元気が出てきます。だから、この曲を聞くたびに「音楽の力」を、まざまざと見せつけられるのです。

私は英語が良くわからないので、詳しくは説明できないのですが、この「JAM」は加速度を増して行き詰まる世界への警告と、人々が連帯することによってこそ、この世界に山積する諸問題をきっと乗り越えられる、と言ったメッセージが込められているようです。

この曲がリリースされたのが1991年。30年近くが経った現代の世界はどうだろうか・・。マイケル・ジャクソンの警告と、前向きな想いを乗せたこの曲は、30年後の現代を生きる我々に、よりリアルに迫ってきます。

喫緊の問題に対して無関心に陥ることなく、人種や国境を越えてお互いに連帯し、この地球上に存在するあらゆる生命を愛することによってこそ、この世界を平和で調和した、あるがままの状態に戻すことができるのではないか、と、この曲を聴いて感じます。

複雑に絡み合って解くことが非常に困難極まるこの世界の状況に目を向けると、不安や恐怖を感じ、絶望的な気持ちにもなってしまうことがありますが、この『JAM』を聴くと、マイケル・ジャクソンに背中を「ポン!」と押し出してもらえるような、 一歩踏み出す勇気を与えてくれる感じがする素晴らしい一曲、と、私は思っています。