宇宙と私

2021.07.28(17:00) カテゴリ:Essay

連日大変な暑さが続く旭川ですが、救いなのは比較的湿度が低いことと、夜中になると気温がだいぶ下がって寝苦しくないことです。

最近はクーラーのある寝室よりも、窓を開け放ったリビングで寝ることが多い私。

時折ひんやりとした風が部屋を通過してとても気持ちがよく、ゴロリと仰向けになった視線の先には星空が広がります。

大きな輝きの星や小さく瞬く星が無数夜空に散らばっていて、非常に遠くにあるはずなのに、なんだかとても近くにあるような錯覚を覚えてしまいます。

真っ暗な部屋の中、ぼんやりと星空を見つめていると、自分自身が宇宙に覆われているようにも感じられて不思議な気持ちになります。

「宇宙ってどうやって生まれたんだろう?」「宇宙には果てがあるのかな?」「宇宙の外ってあるのかな?」と、考えてみても答えが出ない疑問が脳裏に湧き上がってきます。

この広大無限と思われる宇宙に、私は確かに存在している。

日々の些細な出来事に腹を立てたり、心を痛めたりする私ですが、宇宙からの視点でこの地球と私を見つめると「生命」についてが際立ってきます。

「漆黒の宇宙の闇の中に輝く「生命」は、やっぱり奇跡なんだよなぁ・・」

と考えているうちに、毎夜私はウトウトと眠りにつくのです。