ザ・グレートカブキというプロレスラーがいます。

歌舞伎役者を模したようなペイントとヌンチャクの演舞を披露するなど、「東洋の神秘」として私が良く観ていた80年代の全日本プロレスのマットで活躍していたレスラーです。

このザ・グレートカブキには「毒霧」という技（？）があります。

窮地に追い込まれたときに、相手のレスラーに向かって濃緑の「毒霧」を吹いて切り返すのですが、プワーっと「毒霧」を吹くと、私は「吹いた！吹いた！」と手を叩いて喜んでおりました。

我が家で食事をしていた時のこと。

突然変な顔をする私をみて、妻はお茶を吹き出し、前後の文脈が全く関係しないトンチンカンな私の発言に、娘はヨーグルトを吹き出します。

我が家にはザ・グレートカブキが二人います。