幾億光年の旅

2022.12.13(17:24) カテゴリ:Essay

夜空を眺めるのが大好きな私。

紺碧な夜空と、無数に散らばり輝く星々の美しさと、壮大なスケールに圧倒されつつ、自分という存在が、宇宙の神秘の中に確実に存在することを実感できるからです。

私は海外に出掛けたことが一度しかありません。海外に関心がない訳でもありませんが、意志を持って出掛けよう、という気持ちに未だなれずにいます。

きっと海外に出掛けてみれば、新たな発見や、今まで気づくことが出来なかった自分自身に出会えると思いますし、学びも多いと思いますが、小心で臆病な私は、あらゆる準備を整えて海外に出掛けるまでには至っていません。

ですが、夜空を眺めて、遥か遠くの天体に想いを馳せれば、頭の中では宇宙空間を飛び超えて、幾億光年の旅を楽しむことができます。

地球上の水平移動なら4万キロメートルだけれども、宇宙空間に垂直に出掛けてみれば、幾億光年というとんでもない距離を移動しているような気になれます。

あくまで私の想像でしかありませんが、星々の間を縫って移動する楽しさや、宇宙の果て(私自身の解釈では「宇宙の源」)まで到達して、そこにある世界の美しさに感動したりしています。

宇宙って不思議ですが、その中に生きる私たちも不思議な存在です。

毎夜訪れる宇宙の神秘に力をいただきつつ、想像の羽を伸ばして楽しんでいる私です。