来月7/2から始まる「ゆい・ゆい本舗」での展覧会の準備をしています。

今回はアクリル画の「K市の風景」シリーズを中心に、最近描いたデジタル画などを展示する予定です。

イラストやデザイン、本作りは、今やデジタルでなければ難しい時代ですが、一方でアナログである「手描きの疼き」が日に日に増してきていて、今の制作状況の中でのデジタルとアナログの比率を見直しています。

デジタルはデジタルの良さがあり、デジタルでなければ表現できない「表現」もありますが、デジタル表現が進むにつれて、私の中で「手で描く意味」を考えるようになってきました。

もともと「絵を描くという行為」は「身体に属する行為」であると思っていて、パソコン画面と対峙する時間が長くなればなるほど、身体性が失われていくように感じていた私。

デッサンや自由制作のアクリル画などの手描きの比率を多くすることで、失われつつあった身体性を取り戻したいと思っていますし、それはきっとデジタル表現にとっても良いことだと思っています。

「ゆい・ゆい本舗」での展覧会に向けて、出来るだけ手描きの新作を完成させたいな、と思っています。

リーズナブルで美味しい料理やスイーツが充実している「ゆい・ゆい本舗」においでくだされば幸いです。