ウェブ連載「 少女のための”海外へ出ていく”話」第14回更新

2020.04.01(6:51) カテゴリ:Publishing

ミツイパブリッシングHPで好評連載中の「少女のための”海外へ出ていく”話」の第14回が更新されました。

今回は「「毋」の言葉」です。

日本語しか話せない私にとって、いくつもの言葉が操れたらどんなによいだろう、と常々思っています。海外へも躊躇なく出ていけるだろうし、世界中の人たちともコミュニケーションがとれてお友達になれるかも知れません。

今回は「母語」や「言葉の習得」について書かれていますが、それにしてもフリードリヒ2世の実験はヒドイ!と思いつつ、三砂先生の仰るように「愛されているから、いま生きている」という言葉に深く共感しました。

私が教会に行き始めた時、神父様がよく「あなたは神様に愛されているのですよ」とお話されていました。でも、苦しみの渦中にいる私にとって「神様に愛されている」と言われても到底受け入れ難く、「こんなに苦しんでいるのに、愛されているなんて思えない」と心の中で反発していました。

しかしその後、様々な「出会い」や「出来事」を通じて、少しづつ自分自身の苦しみを乗り越えつつある時に、ふと、「神様に愛されている、かも」と思えるようになってきました。

フリードリヒ2世の実験から「人は愛されないと、生きていけない」ということがわかりますが、三砂先生の仰るように、逆を言うと「愛されているから、いま生きている」とも言えます。私が今生きていられるのは、母親をはじめたくさんの人から愛情をいただいたからであるし、その背後には、神様がたくさんの人との「出会い」と「出来事」を通じて、私を愛してくださったからかな?と思ったりしました。

「生きている」ことこそ「愛されている証明」であることを教えてくれる今回のウェブ連載。

是非、ご一読ください!

「第14回 「母」の言葉」 少女のための”海外へ出ていく”話