ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙（あさかうみ）さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記　なつかしい未来の国から」の第11回が更新されました。（『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです）

第11回は「初めてのキャンプ」です。

「第11回 初めてのキャンプ」

大学生活も二年目に入り、寮を出てスタジオでの共同生活を始めた宇宙さん。そこでの同居人からキャンプのお誘いを受けて、総勢25人で出掛けた楽しい思い出が語られているのが今回の連載です。

私の中でのニュージーランドのイメージは、雄大な大自然と美しい満天の夜空と言ったものですが、宇宙さんのキャンプの思い出もまさにその通りで、ビーチで遊んだり、電気のないキャンプ場から眺めた星空の美しさを伝えてくれています。

宇宙さんの連載を読んでいていつも思うことですが、いろいろな国からやってきた若い世代の人たちが、共に学び、交流し、友情を育んでいる姿に、未来の世界に対しての安心感を感じずにはいられません。

差別や偏見は、やはり無知から来るものでしょうし、対立の歴史のある国民同士であっても、あからさまな差別を受けることの多い障がい者に対しても、人と人との直接の出会いと交流によって、間違った見方は氷解していくのではないかと思います。

障がい当事者であるからこそ、人と人とを繋ぐ名手である宇宙さんの瑞々しいニュージーランドの生活記をどうぞご覧になってください。