ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙（あさかうみ）さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記　なつかしい未来の国から」の第12回が更新されました。（『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです）

第12回は「海外暮らしのはじめの一歩〜障害をもつ人のビザ〜」です。

「第12回 海外暮らしのはじめの一歩〜障害をもつ人のビザ〜」

先天的な障がいをおもちで車イスで生活している宇宙さん。

そんな彼女が、一人でニュージーランドで生活しているだけで凄いことと驚きますが、ニュージーランドに滞在するためのビザの取得において、障がい者であることで面倒な手続きが課せられることに疑問をもちました。

なかなか声を上げられずにいた宇宙さんですが、周囲のサポートのおかげもあって、ついにご自身の想いを届けることができました。国会議員に協力をお願いする行動力も素晴らしいですね。

画一的な既存のシステムに対して声をあげることは大変なことですが、システムに当てはまらない人も多数いるので、そう言った人たちに対しての柔軟性を求める宇宙さんの行動は、とても意味のあることと思います。

どのような背景をもった人たちでも、より人間らしく生きていける、優しい社会になったらいいな、と感じた今回の連載です。

宇宙さんのニュージーランド生活記をどうぞお楽しみください。

宇宙さんと母親の遊歩さんとの共著はコチラ→　https://mitsui-publishing.com/product/tayoseinolesson