ウェブ連載「宇宙(うみ)のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」第15回更新

2020.11.13(5:00) カテゴリ:Publishing
多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙(あさかうみ)さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」の第15回が更新されました。(『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです)

第15回は「多様性の難しさ」です。

「第15回 多様性の難しさ」

大学三年生の時に大学の学生会で留学生代表役員になった宇宙さん。

「障がい者や留学生のために」と、理想に燃えて立候補した宇宙さんでしたが、いざ役員になると違和感を感じてしまいモヤモヤしてしまったそうです。

車イスの宇宙さんご自身が多様性を象徴する存在として賞賛される反面、障がい者が抱える困難に対して積極的な行動が取れなかった自分自身に後ろめたさを感じてしまったのです。

一方で、ニュージーランドの若者省から「多様性とインクルージョン賞」を受賞した宇宙さん。素晴らしいですね。

多様性の大切さが叫ばれますが、多様性を認めて共に生きる難しさは確かにあります。その困難な道のりも、障がい当事者で活躍する宇宙さんのような存在が、少しづつ現況を変えていくのではないかと感じます。

宇宙さんの瑞々しい感性で書かれたニュージーランドの生活記を、是非ご覧ください。

宇宙さんと母親の遊歩さんとの共著『多様性のレッスン』はコチラから→ https://mitsui-publishing.com/product/tayoseinolesson