ウェブ連載「宇宙(うみ)のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」第19回更新

2020.12.16(8:00) カテゴリ:Publishing
多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙(あさかうみ)さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」の第19回が更新されました。(『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです)

第19回は「地元から始まる未来のこと」です。

「第19回 地元から始まる未来のこと」

今回の連載は、宇宙さんの住む街のファーマーズマーケットのお話です。

ファーマーズマーケットのとても楽しそうな様子が伝わってくると共に、小さなエコの取り組みとしてのお豆腐を入れる容器の持参のお話や、障がい当事者と介助者の関係性、またインスタント食品が実はインスタントではないのではないか?というお話など、今回も充実の内容です。

「地産地消」もグローバリズムに飲み込まれた中での選択であるならば、結果として貧しい生産国にしわ寄せが行き、彼らの生活は一向に良くならない、というグローバリズムの内包する不均衡さについての指摘に考えてしまった私です。確かにその通りです。

「我々一人一人の消費行動が民主主義を行使することで、未来の世界を形作っている」という言葉に感銘を受けましたし、消費行動を意識的に行うことこそが、日常の中でできる「均衡が保たれた豊かな世界の作り方」であると思いました。

楽しいフォーマーズマーケットから世界の諸問題が見えてくる今回の連載。

どうぞお楽しみください。

宇宙さんと母親の遊歩さんとの共著『多様性のレッスン』はコチラから→ https://mitsui-publishing.com/product/tayoseinolesson