アーカイブ『少女のための性の話』から「毎月生まれ変わるということ」
2020.12.18(12:29) カテゴリ:Publishingミツイパブリッシングではウェブ連載を毎月更新しています。
連載終了後に書籍化するのですが、刊行すると今まで読めていた全てのウェブ連載の中から、特に人気のあったものだけに絞るので、読めなくなってしまう連載もあります。(ごめんなさい!)
このたびミツイパブリッシングHPで今も読める過去のウェブ連載を、このブログで改めて紹介させていただきたいと思いました。
今回は三砂ちづるさんの『少女のための性の話』から「毎月生まれ変わるということ」です。
女性の毎月の生理について書かれたこの連載。男性の私にとっては言葉にするのも恥ずかしく、よくわからないのが正直なところです。
ただ、男性の立場からこの連載を読むと、女性をちょっとばかり理解できるような気がしてきます。
私も含めて世の男性は、女性のことがよくわからず、また理解しようともしていない(理解できない!)ように感じる時があります。
同じ人間であっても女性と男性はまるで違う生き物ですし、男性の霊長類学者は人間の女性よりもオスのゴリラの気持ちの方が理解できる、と言っていたと聞いたことがあります。それだけ男女の相互理解は難しいのです。
でも、男性もやがては一人の女性と出会い、結婚し、暮らして、こどもが誕生する、という人生をたどるかも知れません。そうなった時に、一緒に暮らす女性(たち)を理解しようとしなかったら、平和な家庭生活を営むことはできません。
三砂ちづるさんのこの連載は、少女(女性)たちに向けて書かれていますが、女性の身体のことや気持ちを理解するのを学ぶ意味で、男性にも「読んでみてはいかが?」と、お勧めしたい一冊です。
この世界には女性と男性がいて、お互いがお互いを必要としています。せっかくこの世界に生まれたのなら、お互いを理解するように努めて、毎日を仲良く暮らしていけたらいいな、と思っています。
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