ウェブ連載「ケアリング・ストーリー」第7回更新
2021.05.25(10:00) カテゴリ:Publishingミツイパブリッシング刊行の『少女のための性の話』『少女のための海外の話』の著者である三砂ちづるさんのウェブ連載「ケアリング・ストーリー」の第7回が更新されました。
第7回は「望む未来」です。
今回の連載は、我々の生き方やこの社会は、結局のところ望んだ方向に向かうのではないか? というお話しです。
今から50年前の人々の夢のような生き方を、現在を生きる我々はしている、と三砂さん。確かにそうかも知れませんね。
若い夫婦に顕著なように、少しづつ家事育児の分かち合いが進んで、男性でも小さなお子さんを連れてお買い物に行ったり、抱っこ紐で赤ちゃんと散歩しているパパさんの姿を頻繁に見るようになりましたし、ジェンダー平等には程遠い日本ではありますが、男性が男、男、と威張らないように(威張れないように)なって来ましたし、核家族化が進み、お姑さんと同居する家庭は減りました。性別や家に縛られず一人一人が自由に生きられるようになって来たし、自由に海外旅行に行けるようにもなりました。
コロナ禍の真っ最中で、生命を失う方や、病状に苦しむ人、不安を抱える人が世界中にいて、迂闊なことは言えませんが、世界の在り様を一変させた側面も確かにあります。
みんなが駆り立てられて生きていて、息が上がって苦しいのに、そのスピードを緩められない世界に生きている私たちが直面しているコロナ禍によって、半ば強制的に生き方を変えざるを得ない状況になりました。
我々の望む世界へこの世界が動いていく要因として、我々人類の「望み」と、コロナ禍のような自然環境(=人類が生きる土台としてのこの世界)の変化など、望むと望まざると起こり得る「偶発的な要因」の二つがあると思っています。
我々が望む、これからの世界って、一体どのような世界なのでしょうか?
三砂ちづるさんの連載は毎月25日です。
どうぞお楽しみに!
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