ウェブ連載『ケアリング・ストーリー』第9回更新
2022.02.09(16:00) カテゴリ:PublishingミツイパブリッシングHPで定期的に更新されているWEB連載『ケアリング・ストーリー』(三砂ちづるさん)の第9回をご紹介します。
第9回目は「 子どもに選ばせる」です。
「子ども」の定義は、世間一般では二十歳未満を指すかもしれませんが、内面の成熟度合いで見るならば、個人差もあってなかなか難しい。早熟な子どももいれば、そうでない子どももいます。
今、私は子育て真っ最中なので、今回の連載は子どもへの向き合い方について、今一度立ち止まって考える良い機会となりました。
私は子どもの意見は最大限尊重したいと思っています。でも、その結果、子どもを守れないことにつながるのなら「選ばせない」ことも大事と仰る三砂さん。確かにそう思います。
ミツイパブリッシング刊行の『わかな十五歳』の中で、原発事故が起きて福島から避難をする際に、親御さんがわかなさんに避難するかどうかの「生きる判断」を任せて、後に「あなたは避難するとあのとき言った」と、責任を押し付けるくだりがあり、今回の三砂さんの連載から、わかなさんのことが重なりました。
大人は子どもを守る責任がありますし、子どもが幸せな人生を歩めるように、日々向き合う必要があります。
家族間の雰囲気がおだやかで、お互いの話を聞きあえるような、風通しが良く、同じ目線に立ってなんでも話し合える家族が望ましいですね。
三砂ちづるさんの連載をどうぞお楽しみください。
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