7月のYくんとのお絵描き教室

2018.07.25(5:26) カテゴリ:Art School

月に一度、娘が通っていた「森の幼稚園ぴっぱら」の同級生だったYくんのお宅でお絵描き教室をしています。

ここのところ、なかなかお絵描きに集中できないYくんなので、今年度より「お絵描き」だけに拘らず、Yくんがニコニコできる楽しい時間になるように少し設定を変えてみました。

陽気もよいので表に出て、Yくんのお母さんが用意してくれた黒板とチョークで、青空のもと色々な色で線を幾重にも引いてくれたYくん。このラインは新幹線かな?室内で描いていたときより、のびのびとご機嫌な様子のYくん。

少しチョークで描いたら、近所の川原に向かい、今度は懸命に石を投げ入れ始めました。どぼん、どぼん、と音をたてて川に吸い込まれる石が面白い様子で、ドンドン投げ入れるYくん。楽しい余りに川に近づきすぎて、落っこちないかこちらはヒヤヒヤ。Yくんが川に近づき過ぎないように、制止するので精一杯な私でした。

「川に近づきすぎて、もし落ちたら溺れちゃうんだよ。」と真剣に諭すと、真顔になって聞いてくれて、手をパチパチと叩いてくれたYくん。面白くてついつい川に近づきすぎちゃうけれど、私の言っていることが分かっているんだよね。

絵を描いてくれたら、それはそれで嬉しいのですが、なによりYくんがニコニコしてくれるのが一番と思っています。絵を描くことが、Yくんのニコニコに繋がるならベストだけれども、他に楽しいと感じることがあるのなら、そちらを優先してもよいと思っています。Yくんの楽しい遊びの中に、絵本などで絵に親しんだり、ちょこっと絵を描いてみたりと、絵に関することを少し重ねていけたらと思っています。

今回の時間の中で、Yくんが何か言葉のようなものを私に発しました。うまく聞き取れなかったのですが、私に何か伝えたかったのかも知れません。Yくんのお母さんも、最近言葉のようなものを時折発するとお話されていて、Yくんも日々変化していることを感じました。

また次回、Yくんと会えるのを楽しみにしていますね。