山梨県の市川三郷町にある、地域活動支援センター「アルテスパティオ」でお絵描きの時間を担当しています。

前回、クレパス、色鉛筆、パステル、水彩、顔彩、クレヨン、マーカーなどいろいろな画材を調達したのですが、メンバーの皆さんが、それらの画材を上手に組み合わせて作品作りに励んでいて、とても感心しました。

前回のお絵描きの時間では、10月に応募を考えているコンテストのための絵を描く時間として、いつもより踏み込んだアドバイスをしましたが、そのアドバイスをメンバーさんお一人お一人が受け止めて、自分なりに工夫して描かれていて、グッと絵に力強さが増してきていました。私の居ない間のスタッフの皆さんの的確な指導力もあってのことと思っています。

「絵」はその人自身が現れます。寡黙で、一見するとどんなお人柄か判らないようなメンバーさんでも、その人の描いた絵をみると「内面はとても可愛らしい方なんだなぁ」とか「女性らしい繊細さをお持ちの方なんだなぁ」とか感じることが出来ます。そういった意味でも「絵」って面白いですね。

アルテスパティオのメンバーさんは、皆さん明るくて楽しい人たちです。先月発生した北海道の大地震のことで、私を心配してくださるメンバーさんもいて、その心遣いが嬉しかったです。

今回朗報がありました。アルテスパティオの皆さんが応募した山梨県の障害者文化祭で、アルテスパティオの作品が見事入選しました！本当に良かったですね。おめでとうございます！

次回は11月の予定です。

また、皆さんにお会いできるのを楽しみにしていますね。