3/13に旭川市の隣町・鷹栖町で小学生対象の「のびのびおえかき教室」を開催しました。

2月は旭川市内や近郊の小学校でコロナ感染が広がり休校する学校が増えたため、安全をみて中止とさせていただきました。

2ヶ月ぶりに集まってくれた子どもたちと楽しい時間を過ごさせていただきました。

今回は総勢8名。

小学生を中心に、中学生のお姉さんや未就学児、大人も一緒になっておえかきしました。

トドックのウズラの卵を温めて孵化した赤ちゃんウズラの様子を描く子どもや、大好きな動物を描く子ども、夢の飛行船を描く子どもや、ウクライナに想いを寄せる絵を描いてくれた子どももいました。

赤ちゃんウズラを描いたお子さんは、日常生活の中でつぶさに生き物を観察していて、その知識量は半端ありません。本当によく観察しているし、理解しています。私の百倍生き物について知っていますし、生命に対する優しい気持ちが育まれていて、家庭の中で素晴らしい教育をされていると感心しました。

ウクライナに想いを寄せる子どもは、ロシア国旗のカラーで作ったドレスと、ウクライナ国旗のカラーで作ったドレスを描いていて、ロシアとウクライナ双方の子どもたちのことや、両国の平和を願っている気持ちに私は心を打たれて涙が滲みました。

子どもたちはみんな優しい。

感想会の時に子どもたちにお話しましたが、私たち一人一人の力は貧弱かもしれないけれど、平和を願って絵を描き、表現することで、この場にいる人たちに気持ちを伝え、共有することができることは、小さなことかもしれないけれど「この場に平和を創ること」だと思います。その輪が広がれば大きな力になり、平和な世界の実現につながると思っています。

世界を取り巻く不安要素の多さから元気が出なかった私ですが、今回の教室で子どもたちから大いに元気をいただきました。

子どもたち、ありがとう。

子どもたちは希望の灯火です。

子どもたちが笑顔でいられる世界であって欲しい、と強く思った一日でした。