助けられています
2023.05.07(20:53) カテゴリ:Essay疲労困憊でヘロヘロな私。
午前中は、自宅で本作りやイラスト・デザインの仕事などをして、午後はほぼ毎日、夕刊配達で1日に8キロの道のりを配達し、続いて夕方から夜にかけて病院の清掃をして、帰宅後、真夜中まで引き続いて自宅の仕事をする毎日です。
アルバイトを2つ掛け持ちすると大幅に時間を取られてしまい、自宅の仕事を圧迫して焦るやら緊張するやらで忙しすぎて頭が混乱し、アルバイト先でチョンボを連発してしまう、という悪循環。くたびれるやら落ち込むやらで正直参っています。いや〜、参った。
もう少しアルバイトを整理したいという気持ちもありますが、現状はなかなか難しく、ここは黙って引き受けて頑張るしかないかな、と思っています。
こういった現状ですが、こういった時だからこそ周囲の方々の「優しさ」に助けられていることを実感するのです。
家族はもとより、ミツイパブリッシングの本をお取り扱いいただいている書店様、本を購入してくださったお客様、イラストやデザインの仕事をご依頼くださるクライアント様、絵画教室にご参加くださる子供たちや保護者の皆さん、取材やイベント、グループ展などにお声をかけてくださる皆様、などなど。
私は旭川だけでなく、郷里・山梨や全国の方々の「優しさ」に支えられて生かされているのです。本当にありがたいことです。
年齢を重ねると、周囲に生かされている実感をひしと感じるようになり、「これも人間としての成長なのかな」と思ったりしています。あまりに苦しくなると視野が狭くなり、人にも優しくできなくなるものですが、一呼吸おいて周囲を見渡せば、やっぱり「ああ、私は助けられているんだなぁ」と思えるのです。
長引く不景気やコロナ禍もあって、私の周辺でも苦しさに喘いでいる方々がたくさんいます。でも、そういった苦しい立場の方々に「優しさ」を分けていただいているので、疲労困憊でヘロヘロな私ですが、常に感謝の気持ちを持って明るく生きていきたいな、と思っています。