祈り捲(まく)れ!

2023.11.10(22:36) カテゴリ:Essay

なんだか「シンドイなー」と感じる日々が続いています。

誰かを責めることもできないし、かと言って、誰かが引き受けてくれる訳でもなく、黙って自分が受け止めるしか他にないのだけれど、抱え込んだ不平不満を誰かにぶつけることもできません。

このような状態が常態化した私は「祈り」に助けられています。

以前お世話になったT神父様が、「神様を求める時は、人生の危機の時です」とお話されていたのですが、全くその通りで、平穏無事に幸せな日々を送っている時には神様は求めないと思うのです。その逆の時にこそ神様を求めることは、私の人生を振り返ってみてもよくわかります。

「祈って何になるの?」と思われる方もいると思いますが、私は「祈り」には豊かな恵みがあると実感しています。

「祈る」ことでしか見えない世界があるように思いますし、気付けなかったことに気付くことや、未来に希望を架けることでもあるように感じています。また、どんな時でも「祈る」ことができるということを知ることができたのは幸運ですし、人類が「祈り続けてきた理由」もわかるような気がしています。

明日の自分のこともわからずに生きている、くたびれた私にとって、「祈り」は心強い味方です。

とにもかくにも「祈り捲れ!」と思って、毎日を過ごしています。