田んぼアートに行ってきました

2019.06.08(17:40) カテゴリ:Essay

田んぼアートに行ってきました。

田んぼアートとは、旭川市東鷹栖の田んぼの一角で、色さまざまな種類の苗を植え、成長し、実りの季節を迎えると、色とりどりの稲によって田んぼ一面に大きな絵が出現するといった親子参加型のイベントです。

一昨年、昨年に引き続き、娘と一緒に参加してきました。

朝方は曇り空で少し心配していましたが、会場に到着すると雲が晴れ、眩しいお日様が照りつける絶好の田植え日和となりました。

我々の田植えのサポートをしてくれるのは、JAたいせつ青年部の若い農家さんたち。ロン毛に茶髪、耳にはピアスといった現代の若者そのままの彼らは、健康的に日に焼けて、笑顔が素敵な優しいお兄さんたちでした。

総勢100人近くの子ども達と保護者で、田植えを開始。慣れない田植えに四苦八苦しながらも、気持ちの良い泥の感触を素足で感じながらの楽しい一時間でした。青年部の若い農家さんの親切なサポートもあり、無事に田植えが完了しました。

昨年の秋に、成長して出来上がった田んぼアートを見に行ったのですが、北海道を襲った大地震の影響で、高く組まれた物見やぐらが閉鎖されて、高所から田んぼアートが見られず残念な思いをしました。今年は見られるといいな。

手足の泥を落とし、お土産に飲み物と産地特製のお米アイスをいただき、娘は大満足。

お米を作ることの一端を、ほんの少しだけど体験できたのと、担い手不足の農業に若い農業従事者がいることを知ってちょっと安心しました。若い農家さんたちが希望を持って働ける環境と、それを応援する我々消費者の消費行動についても考えさせられました。

田んぼの周りは多彩な緑色に埋め尽くされ、カエルの鳴き声がどこまでもこだまする本当に気持ちの良い日に、親子で田植えの体験をさせていただき、素敵な思い出の1ページを作ることができました。