音楽っていいな!(マイケル・ジャクソン「DANGEROUS」その3)
2019.06.20(11:43) カテゴリ:Essay私が「マイケル・ジャクソンが好き」と公言するようになったのは、マイケル・ジャクソンが亡くなってからです。
つらかった高校時代にマイケル・ジャクソンと出会い、朝から晩までCDを聴き、数少ないコンサート映像やショートフィルムのビデオを毎日観まくっていました。
今はユーチューブでコンサート映像やショートフィルムなど、お宝映像もたくさん観ることができますが、私が高校生だった25年くらい前では、マイケル・ジャクソン関連の映像を入手することが極めて難しかったのです。
高校時代、何気なく同級生に「マイケル・ジャクソンが好き」と話したら、「え〜っ!!」と冷ややかな反応を示されたことが度々ありました。私が高校生だった90年代半ばにおいて、すでにマイケル・ジャクソンは時代遅れのスーパースターであり、加えて度重なる整形やゴシップの数々で、相当の変人と周囲の人は思っていたのです。ショックを受けた私は、それから「マイケル・ジャクソンが好き」と公言するのをやめました。
このCDを手にしてから25年くらいが経ちますが、今だに毎日聴きながら絵を描いている私。私の人生のどんな時にも寄り添い、伴走してくれる音楽に出会えたことは非常に幸運なことと思っています。
今日もまたマイケル・ジャクソンは、私のために歌ってくれています。
(つづく)