読書っていいな!(藤谷治著「小説は君のためにある」)
2020.01.12(15:14) カテゴリ:Essay毎日小学生新聞で挿絵を描かせていただいた「変てこ小説ソクラてすのすけ」と「奇怪小説サンユー亭コエンザイム」の著者・藤谷治さんの「小説は君のためにある」を読みました。
著者の小説に対する並々ならぬ愛情がひしひしと伝わる本です。
この本を読んで、改めて「その人が心を注ぐ愛情という情熱は、周囲に温かく、そして心地よく伝わる」ということを再確認しました。
藤谷さんのこれほどまでに小説を愛している姿から、温かな心地よい気持ちにさせていただきましたが、一方で自分が絵に対して真摯に愛情をもって向き合っているのか? と問われている気持ちにもなってしまい、襟を正される気持ちになりました。
巻末には藤谷さんお勧めの小説も多数紹介されていて、初心者に優しい小説入門書です。
小説が大好きになる一冊ですよ。