オーはもういいよ!

2021.03.16(9:00) カテゴリ:Essay

小中高生時代はプロレスが全盛で、興奮してテレビ中継をよく観ていました。

全日・新日のどちらも名レスラーがたくさんいて、名勝負も数多く繰り広げられていました。

中学生の頃に観ていた当時の全日は、ジャンボ鶴田や三沢光晴、小橋健太らが名勝負を繰り広げていて、放課後に同級生たちとプロレスごっこをよくやっていました。

テレビ中継を観ていると面白いことも起こります。

試合に勝ったジャンボ鶴田がコーナーに登って「オー、オー、オー」と拳を振り上げて繰り返し勝ち名乗りを上げていると、集音マイクに入ってしまった「オーはもういいよ!」と言う観客の声が放送されて、観ていた私は大爆笑。

小学生の時に観ていた新日のプロレス中継では、毎回会場は違うはずなのに、いつも「イノキ〜」と言う同じ女性の声援が聞こえてきて不思議に思って観ていたことも思い出します。

プロレスは、格闘技と見世物の部分が混在していて、その周辺も含めて楽しんでいたのだと思います。

今のプロレスは観ませんが、時折過去の名勝負の動画を観ると、小中高生時代の懐かしい興奮が、過去の記憶と共に甦ってくるのです。