てっちゃんの畑で農作業(長ネギ)
2021.05.13(9:00) カテゴリ:Essay毎年、農家のてっちゃんの畑で農作業をさせていただいています。
東日本大震災を経験してから「出来る範囲で自分たちで必要な食糧を作ろう」と思いたち、てっちゃんの農業指導のもと、いくつかの農作物を作っています。
5月の中旬に入ったこの時期、今年最初の農作業をしてきました。
一番初めは「長ネギ」です。
まずは土を掘り起こし、土を柔らかくしてから長ネギを植えるところをこんもりと土寄せします。
長ネギは、土を高く寄せないと、白い部分(食べる部分)が短くなってしまうので、土寄せが重要なのですが、作業が結構大変で、いつもヘトヘトになってしまうのですが、今年はてっちゃんから「あまり土寄せを高くしないでも白い部分が多くなるような育て方をしましょう」と提案いただき、例年より土寄せが楽でした。
西日の射す気持ちの良い畑で、てっちゃんと政治についてやコロナ対策についてなどをお話しながら着々と作業を進めて、こんもりと台形の形に土を寄せた上にマルチ(黒いビニール)を張って、今回は終了。
軽く汗をかいた農作業の後に、近くの自販機で冷たい飲み物を飲みながら一休みする時間も気持ちが良いのです。
齢をとったからか、「花」とか「野菜(など)」に愛らしさを感じるようになりました。若い時にはあまり感じなかった感覚です。
同じこの地球上に生きるもの同士、人間も動物も植物も与えられた生命を精一杯生きているし、人間は他のたくさんの生物たちに支えられて生きているんだ、ということを強く感じるようになってきて、齢を重ねることによる「物事の捉え方」や「感じ方の変化」を実感している私です。