てっちゃんの畑で農作業(かぼちゃ・枝豆)

2021.06.27(17:06) カテゴリ:Essay

農家のてっちゃんの畑で野菜を作らせていただいています。

長ネギ・じゃがいも・にんじんに続いて、今回はかぼちゃと枝豆を植えました。

土をふわふわにしたら等間隔で穴ボコを作り、そこにかぼちゃの苗を植えていきます。

マルチ(黒いビニール)を張っているのですが、植えた苗が、陽によって高温になった黒いマルチに触れると枯れてしまうので、苗とマルチの間にワラを挟んで敷いてあげるのですが、苗に対するてっちゃんの優しい心遣いを感じました。

植えたかぼちゃの苗の中に一つだけ違う苗があり、てっちゃんに尋ねると「スイカです」とのこと。てっちゃんのスイカは自然な甘さで、新鮮な味なので、かぼちゃと共に今から収穫が楽しみです。

作業が全て完了したら、不織布で覆ってあげてかぼちゃは終了です。

次は隣に枝豆を植えていきます。

枝豆が大豆からなることを知らなかった私。恥ずかしいことなのですが、普段食べている野菜や果物についての知識が全く無いことって、意外に多いと思っています。

スーパーに行ったら綺麗な包装で陳列されている姿しか知らないので、それがどのような種から、どのような育ち方で成長するのか、など、わからなくても仕方がないのが現代の都市型の生活が浸透した結果と思います。

私も知らないことだらけなので偉そうなことは言えませんが、この世界を理解する意味でも、こういったことはやっぱり知っていた方が良いと思うのです。てっちゃんの畑での農作業から大切なことを、中年になった私が学ばせていただいています。

枝豆は等間隔に種となる大豆を二粒ずつ植えていきます。二粒植えると共に競い合って成長してくれるらしいのです。仲間やライバルの存在が成長を促進させてくれるのですね。人間と同じですね。

これで今年の大方の植え付け作業はおしまいです。

てっちゃんの畑は綺麗なデザインで、様々な農作物が植え付けられました。

今年はどのような実りを見せてくれるのか、今から楽しみです。