音楽っていいな!(井上陽水「氷の世界」)
2022.06.21(9:00) カテゴリ:Essay私が頻繁に通る道沿いのお宅の玄関先の小窓に、冬時期になると井上陽水さんの「氷の世界」のカセットテープが飾られています。
あたりは真っ白の雪一面で、日中でも氷点下のまさに「氷の世界」の冬の旭川で、井上陽水さんの「氷の世界」のカセットテープを飾るセンスが「素敵だな」と思っていた私。
最近、井上陽水さんの音楽を聴いていますが、初めて聴いた「氷の世界」にすっかり魅了されました。
イントロだけで心を掴まれ、シュールな歌詞と折り重なる歌声と演奏で生み出される独特のグルーブ感で進行するこの曲は、陽水さんの豊かな才能を感じさせる大変な名曲です。
「氷の世界」が発売されたのは1973年。私は70年代生まれなのですが、心にハマる音楽は70年代のものが多いのです。生まれたばかりの私は、その時代の音楽に触れる機会も全くなかったですし、理解もできなかったはずなのですが、生まれた時代と私の感受性の間に何かしらの相関があるのかな、と思っています。
どうなんでしょうね?