青春は暗い方が未来は明るい

2022.12.09(10:03) カテゴリ:Essay

「青春は暗い方が未来は明るい」

私自身の人生を振り返ってみて、そう思います。

10代から20代前半が、非常に辛く苦しい時期だった私。全く抗えない濁流に飲み込まれてしまって、どうにもこうにもできない状態で、ひたすらもがき続けていました。その後、岸辺に打ち上げられ、そこから立ち上がり、一歩一歩よろめきながら歩き始めて今があります。

若い時は輝きに満ちているようでも、悩み、苦しみ抜いて毎日をなんとか生きているものです。

でも、40半ばまで生きてくると、世界の見方が変わってきます。「この世界は美しく、全ての存在は尊い」ということを、心の底から感じられるようになりました。

生きているだけで素晴らしいことですし、人生の局面がどこで変化するかは分かりません。辛く、苦しい毎日であっても、なんとか生き続けて欲しいし、限られた中で、小さなことであっても出来ることをコツコツとやり続けることで、未来が大きく変わってきます。

「青春は暗い方が未来は明るい」

悩み、苦しんでいる若者たちに、伝えたい私の想いです。