希望があればなんでも出来る

2022.12.10(17:57) カテゴリ:Essay

燃える闘魂アントニオ猪木さんが過日に亡くなりました。

80〜90年代にプロレスを熱心にみていた私にとって、ジャイアント馬場さんと並んでアントニオ猪木さんは、日本のプロレス界に燦然と輝く大プロレスラーでした。

元気な頃の猪木さんはテレビに出るたびに、

「元気ですか〜! 元気があればなんでも出来る! イチ、ニ、サン、ダァ〜!」

と言って、ビンタをしまくっていました。

景気は浮揚しないし、生活は苦しくなる一方で、加えて新型コロナ・パンデミックやロシアとウクライナの戦争など気持ちが沈むことが多い世の中で、元気な頃の猪木さんの「元気があればなんでも出来る!」は、私にとって心が明るくなる言葉でした。

でも、現在の私はなんだかバタバタと忙しく、活動的であるものの心を亡くしている状態で、元気がなかなか出ない自分に溜め息をついてしまう日々を過ごしています。

そんななかなか元気が出ない私ですが、それでも私なりに毎日を奮闘できるのは、やっぱり「希望」があるからです。人間は、「希望」があるからこそ生きていけるし、「絶望」してしまったら生きていけない存在と思います。

「希望があればなんでも出来る」

ちょっと疲れてしまっている私は、自分を励ます意味でも最近こう呟いています。

イチ、ニ、サン、ダァ〜!