ウェブ連載「宇宙(うみ)のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」第20回更新

2020.12.27(8:00) カテゴリ:Publishing
多様性のレッスン 車いすに乗るピアカウンセラー母娘が答える47のQ&A

ミツイパブリッシング刊行の『多様性のレッスン』の共著者である安積宇宙(あさかうみ)さんのウェブ連載「宇宙のニュージーランド日記 なつかしい未来の国から」の第20回が更新されました。(『多様性のレッスン』の帯の写真左側の女性が宇宙さんです)

第20回は「仕事までの道」です。

「第20回 仕事までの道」

今回は、卒業を控えて就職活動に奔走する宇宙さんの様子を伝える内容です。

ニュージーランドと日本では就活の様子もだいぶ違う様子ですが、自分のこれからを見据えて就活に積極的にチャレンジする宇宙さんは素晴らしいな、と思いました。

暴力を止めるための活動を行なっている団体のボランティアになったり、知的障がいのある人達と関わる研究所の研究アシスタントに採用されたりと、自分の道を切り拓き、仕事に着々とたどり着く宇宙さん。

ニュージーランドは小さな国で、人との繋がりで仕事が決まることが多い様子ですが、それは日本も同じことだと思います。車イスに乗る宇宙さんは人の助けが必要で、だからこそ人と繋がることの名手となり得ました。

健常者(だと思っている人)は、「自分の力で生きている」と錯覚してしまったり、「他人に助けを求めることはいけないこと」と思い込みがちです。でも、宇宙さんの姿から、「人は独りでは生きていけない」ことや「他人に助けを求めて良いんだ」ということを教えてくれます。

自分の直感を信じて、関係性づくりの大切さを伝えてくれる今回の連載。

どうぞお楽しみください。

宇宙さんと母親の遊歩さんとの共著『多様性のレッスン』はコチラから→ https://mitsui-publishing.com/product/tayoseinolesson